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第25回 「2人の『R』」
2010年2月4日更新

米ツアー参戦中の石川遼が、対戦を心待ちにする若者がいる。アメリカ期待の21歳、リッキー・ファウラーだ。昨年の米ツアー予選会を15位で突破し、今季は世界最高峰の舞台にフル参戦予定。早速、先週のファーマーズ・インシュアランスオープンで5位に入る活躍を見せた。プーマのウエアに身を包み、濃いまゆげが男らしく、ルックス的にもスター性十分の逸材だ。

既に先週金曜日に米国入りしていた石川も「テレビで見てました」と、同世代選手のプレーぶりを観戦。しかも「僕が中2か中3のとき、リッキーが日本のジュニア大会に来ていて一緒に回ったことがあるんです」と言って目を輝かせた。

中学時代にプレーした際、石川がファウラーのある〝特技〝に驚いたことがあった。それは、野球のメジャーリーガーがベンチでよくやる「ひまわりの種飛ばし」だ。「リッキーのキャディバッグのポケットには、ひまわりの種がいっぱい入ってたんです。種を口にしながらプレーしていて、うまく口で食べながら皮をむいて、種の中身だけ食べていました。僕もやったけど、うまくできなかった」。楽しそうに、思い出を話してくれた。

石川は今年、メジャーや世界選手権シリーズを含めて10試合近く米ツアーに出場する。ファウラーと〝再戦〟するチャンスは大いにある。「リッキーは僕のこと覚えてないと思うけど、僕は彼のことを覚えてます。めちゃくちゃカッコ良かったですよ。プレーも早いし、スイングスピードも速かったです」。RYO&RICKIE。将来、日米のゴルフ界を背負うことになるかもしれない2人のプロ初対決は、見逃せないものになるだろう。

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著者プロフィール

木村有三(きむら・ゆうぞう)
1974年12月28日、大阪市生まれ。同大ゴルフ部時代は、関西学生ゴルフ連盟競技委員長を務める。98年日刊スポーツ新聞社入社。02年プロ野球・オリックス担当。99~01年、03年から現在まではゴルフ担当。海外メジャーは、今年マスターズまで男女合わせて17大会を取材。
趣味は競馬、競輪。
≫ニッカンスポーツ・コム
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