
藍ちゃん、ほんと惜しかった。全英リコー女子オープンは、最終日10番終了後に首位に並びましたが、あと一歩届きませんでした。でも、エビアンマスターズの優勝に続いて、メジャーでも3位。「すぐそこまで(メジャーの)優勝も近付いている。本当に手応えを感じた1週間」と、満足そうに話していました。
全英では、エビアンにはいなかった父優さん、母豊子さんも応援に駆けつけていました。念願の米ツアー制覇を果たしてから、初の親子対面。優さんの第一声は「よく耐えたな」。一方、豊子さんは言葉が出ず、涙ぐみながら抱きついたそうです。
米ツアーに本格参戦したとき、藍ちゃんは20歳。ロサンゼルスでの一人暮らしで、料理の作り方も分からない。そのとき、国際電話で細かくていねいに指導したのが、豊子さん。藍ちゃんにとってゴルフの師匠が父なら、料理の師匠は母なのです。
そんな〝師匠〟の手料理が、全英では力になりました。日本から持ち込んできた調味料に加え、現地で買い込んだ食材で、肉じゃが、カツカレー、焼きうどん、ちらし寿司、オムレツ…などを作り、食欲を満たしてあげたそうです。
毎朝4時に起きて作った「おにぎり」も、炒めたみそに砂糖を加えた「甘味噌にぎり」、ハムや卵を巻く「スパム風にぎり」など、種類も豊富。それをラウンド中に、パクリと食い付き、エネルギーとした藍ちゃん。メジャーに勝てる手応えとともに、母の愛情もあらためて感じたことでしょう。
2010年
2009年
