
秋の男子ツアーに、楽しみな話題が増えた。先週のVanaH杯KBCオーガスタで、神奈川・湘洋中2年の伊藤誠道(いとう・まさみち)が14歳21日の史上最年少で予選を突破。7月日本アマでも準優勝している伊藤は今後、ANAオープン、キヤノンオープン、パナソニックオープン、日本オープンと4試合の出場を予定している。石川遼が「一緒に回ってみたい」と望んでいる〝同組対決〟はもちろん、中2の湘南ボーイがどこまで上位に食い込めるか、興味は尽きない。
4学年上の石川と同様、伊藤の将来の夢は「マスターズに勝つこと」だ。今年17歳で夢の舞台に立った石川から、マスターズのおみやげをもらったとき「お前は、どうせ行くから、あげなくていいか?」とジョークを言われたという。石川も、それだけ後輩の実力を認めてるということ。小3時代の伊藤を知る石川は「誠道は昔からゴルフへの興味が強くて、ある試合で僕がスタートする前に練習グリーンで球を転がしている姿を見かけたんですけど、僕がホールアウトした後も練習していたのには驚きました」と振り返る。
165cmと小柄だが、成長期のまっただ中。1年間で身長は5cm、体重も5kg近く増えて65kg。元プロゴルファーの父一誠さん(64)は180cmほどの長身だけに、まだまだ大きくなる可能性がある。
「最年少予選通過は第1目標。次の目標は、石川先輩の最年少優勝記録です」と伊藤は真顔で言う。07年マンシングKSBで達成した石川の記録は「15歳8カ月」。そこまで、約1年半。ゴルフ界の〝マー君〟の成長を楽しみにしたい。
2010年
2009年
