3アンダーに3名が並んで、最終日最終組が18番ホールを迎えた大混戦。大会を制したのは古閑美保だった。最終ホールのバーディで最後に抜け出して、2年ぶりの勝利をものにした。「プレーオフになると思っていましたが、そのまま優勝できて運が良かったですね。このところ調子が上がっていたし、結果につながってホッとしました」と古閑は振り返る。
最終組の3名がピンに絡むショットで盛り上がる
僅差で上位にひしめく大混戦となった最終日。なんと7つスコアを伸ばして、先に通算3アンダーフィニッシュしたルーキーの綾田紘子に加え、最終ホールを残して、古閑美保と黄(ファン)・アルムも同スコアに並んだ。最終ホールでは、この古閑と黄、そして1打差で追う天沼知恵子が、ピンに絡むショットを披露して大会を盛り上げた。
最終ホールで、先にバーディを決めた古閑美保が1歩抜けだし、黄がバーディパットを外して、大混戦に決着が付いた。
「最終ホールのサードショットは、完璧なショットでした。バックスピンで入るかと思ったほどですが、グリーンに上がってみて、自分が一番遠かったので、ちょっとガッカリしましたね。でも、バーディパットを決められて良かったです。上りの少しスライスラインでした」と古閑美保は語る。
「勝ち方を思い出しました」
2008年の賞金女王に輝いたものの、昨年は故障に悩まされて、思うようにゴルフができなかった古閑美保。だが、今シーズンは序盤から幸先の良い優勝だ。
「いつケガをするか分からないし、生活のリズムと体のケアはとても大事だと感じています。スポーツは結局は結果ですから、ケガはしたくないですよね。早い時期に勝てたし、10月頃に良いポジションにいたら、また賞金女王を狙いたいですが、やはり優勝の瞬間の方が嬉しいですね。18番ホールのパットで勝ち方を思い出したし、これからも1試合1試合、頑張っていきたいです」と古閑は語っている。
他、3アンダー2位タイには、1イーグル5バーディの猛攻を見せた綾田紘子。同順位に黄アルム。2アンダー4位タイには天沼知恵子と竹末裕美という結果に終わった。