通算9アンダー首位タイでフィニッシュした丸山茂樹は、金庚泰(キム・キョンテ)とのプレーオフを制して、見事10年ぶりの日本ツアー勝利を、この最終戦で決めた。「プレーオフは、とにかく粘ったもの勝ち。無心で、何も考えずにプレーしました」と丸山は振り返る。そして、石川遼は3オーバー19位タイフィニッシュで、ついに史上最年少の賞金王が決まった。
6バーディノーボギーの猛追で勝機をつかんだ丸山茂樹
4位スタートだった丸山茂樹は、15番ホールからの3連続バーディを含む、6バーディノーボギーという完璧な内容で、通算9アンダー首位タイフィニッシュ。金庚泰との4ホールに及ぶプレーオフを制して、見事この日本シリーズの優勝をものにした。
「16番ホールで2連続バーディにしたとき、17番ホールでもバーディを取れれば、行けると思いました。それにしても、17番ホールでよくバーディが取れたと思いますね。ツアーで18年、ゴルフは30年やっていますけど、優勝して泣いたのは初めてでした。歳のせいでもあるし、もう優勝カップが持てないかも知れないと思っていましたからね。勝つことの喜びを、改めて噛みしめることができたし、40代のゴルフの大きな第一歩です」と丸山茂樹は語っている。
18歳と2ヶ月19日の史上最年少賞金王が誕生!!
この最終戦では、初日、2日目と低迷していた石川遼だが、3日目は67、最終日は66とスコアを伸ばして、3オーバー19位タイに挽回してフィニッシュ。ついに、18歳と2ヶ月19日での史上最年少賞金王という、未曾有の大記録を打ち立てた。
「これまで、自分が塗り替えてきた記録の中で、一番実感が湧いていますね。今年は、向上心を持って取り組めたシーズンだったし、ゴルフにもっと興味を持てるようになりました。これから何年もゴルフをやり続けるわけで、ゴルフは自分にとって人生そのものです。ただゴルフが楽しいからではなく、とてもゴルフから学ぶことが多いし、ずっとゴルフに携わっていたいと感じています」と石川遼は語る。
他、7アンダー単独3位に山下和宏。6アンダー4位タイに近藤共弘とB・ジョーンズの2名。今シーズン、石川遼とともにツアーを大いに盛り上げた池田勇太は、7オーバー23位タイフィニッシュ。賞金ランキング2位で今シーズンを締めくくった。