持ち物、服装、交通手段のこと
会場に行く方法は?
大会会場となる場所は、広大な敷地が必要なゴルフ場だけに郊外であることが多く、交通の便がいささか悪い場合があります。そういった場合、多くの方が利用される交通手段が自家用車です。
しかし、チケットと違って大会で用意している駐車場には限りがあります。
そのため、朝早く遠方からコースにきたものの、来たら駐車場がなかった・・・ということも。
大会告知チラシやホームページなどで事前にチェックしていて頂き、ギャラリー数を予想し、さらに駐車台数が充分確保できているかなどを検討された方がよろしいかと思います。
もちろん、当日は警察の方も交通整理にご協力いただく場合が多いので、路上駐車は自殺行為にも等しいと認識していただく必要があります。
さらに、来場するときはバラバラでも、帰りは一斉に帰るために会場周辺は大渋滞することも考えられます。とくに、東名、中央道上りの土日の夕方の混雑は相当応えます!(50kmを超える渋滞も・・・)。
それでも、旅行の延長と考える方や、仲間と一緒なら渋滞も楽しいかもしれません。
会場でゴルフグッズや大会グッズを買ってしまうと、やはり車は欲しいのですしね。
オススメは公共交通機関を使って会場にお越し頂いたく方法です。
会場では歩き回ることが多いため疲労もするでしょうし会場でお酒を嗜む・・・という場合にも、安心ですし安全です。
駅から歩いていける会場は稀ですので、ほとんどの場合、会場の最寄りの駅やもしくは主要駅から送迎バスを用意しております。事前にチェックしておきましょう。
ゴルフは、日没前には終了します(ボールが見えませんし、夜のコースは月明かりしかありませんから)
時間もありますしせっかく遠方に来たのですから、美味しい地の物を食べたりお土産を買って帰る・・・という事も、観戦の魅力なのかもしれません。
最近では、ダンロップフェニックスなどでは泊まりがけで見に来る方も、珍しくはありません。
ご自分にあったプランで観戦しましょう。決して無理はしないでくださいね。
どんな格好で観戦したら良いのでしょうか?
ゴルフ場だからと気構える必要はありません。
ゴルフ場の格式を気にして、スラックスに襟付きのシャツ、ブレザーで来られる方がいらっしゃいますが、トーナメント観戦ではそんな取り決めはありません。
外で観戦する競技ですから、天候や気候にあった、動きやすい格好をしていただければ結構です。
ただし、「靴」だけは禁止事項があります。コース内で舗装された場所は、カート道路や管理道路など一部のみ。
ほとんどは芝生や土の上を歩くので、
踵の高いヒールだと地面に刺さります(笑)。もちろん、コースのコンディション的にも、悪い影響を与えますのでご遠慮さい。それから、
音が鳴るような靴も禁止です。とくに、スパイクシューズは、アスファルトの上を歩くときの足音がプレーの妨げとなる可能性がありますのでご遠慮下さい。他にも、
芝にダメージを与えるような靴は遠慮してください。オススメは運動靴(バッシュや非メタルのゴルフシューズ)や、雨の時には長靴などが良いと思います。
革靴など滑りやすい靴も、思わぬ怪我につながりますのでご遠慮下さい。
また、両手を空けられるように、リュックサックやトートバック、ベルトポーチなどをお持ちいただくことをお勧めします。
自然のフィールドですから、木の根や泥濘、斜面など、つまずいたり転んだりする原因となりそうなものがたくさんあります。
とっさの時に手が使えないと、思わぬ大事故につながることがあります。
もちろん、サンダルや下駄も怪我につながりますのでご遠慮下さい。
さて、罰則事項などは以上ですが、ゴルフ場で働くことの多い我々スタッフからアドバイスをいくつかしましょう。会場は先ほども述べましたが、自然のフィールドです。
選手達がプレーするエリアとは違い、皆さんが歩くエリアは、林の中などプレーするときには入らないようなエリアを歩きます。当然、コースには虫がおり、植物の中にも肌に触れると炎症を起こす様なものもあります。そのため、あまり肌の露出が多いと、虫さされやかぶれなどに悩まされることもあります。
肌を見せるときには、虫除けスプレーやグッズを携帯し、人が踏み入れないような場所には近づかないようにしましょう。
また、コース内は緑の芝生による照り返しもありますので、紫外線のきつい4月から9月は日焼け止めを塗っておくと良いでしょう。とくに、女性の方は注意が必要です。男性の方も火傷などにならないよう十分注意してください。網膜も日焼けをしますので、裸眼の方は特に少し色の入ったメガネや帽子をかぶっておきましょう。
特に帽子は、日射病や熱射病予防にもなりますし、打球事故の時も、帽子をかぶっていた方が怪我が軽く済む場合があります。
服の色に関しては、指定はありませんが、蜂の多い季節などは「黒」はお勧めできません。蜂は黒い色に対して攻撃的になると言われています(熊から巣を守るためと言われています)。コース内に蜂がいれば駆除はするのですが、全てを見つけられるわけではありません。スズメバチなど攻撃的な蜂は、特に敏感な反応を見せるようですので、お気をつけ下さい。
会場に持って行った方が良い物はありますか?
雨具や防寒具は、天候やご自分の体調に合わせてお持ちいただくとして、ここでは、観戦に便利なグッズをご紹介します。
- [ 観戦に役立つもの ]
- 双眼鏡(オペラグラス)
- 軽量脚立
- 腰がかけられるもの
(折りたたみシート、フィッシングチェアーなど)
- ビニール袋
- 環境バック
- [ あったら便利なもの ]
- 水筒
- レイカ
- 虫除けスプレー
- 日焼け止め
- スプレー式鎮痛消炎剤(エアーサ○ンパ○など)
「脚立?」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、これが便利なんです。
3~4段の脚立があれば、観戦する際に目線が高くなり、自分の前で観戦する人の後ろから観戦できます。
これに双眼鏡があれば完璧です!
また、段の低い脚立であれば椅子のかわりにもなり、一石二鳥です。
ダンロップフェニックスでは、脚立を方に下げた方が何百人といらっしゃいました。
最終組などギャラリーが多くいる組について歩くときは、重宝しますよ。
ビニール袋や環境バックは、ゴミやお土産などを入れて帰るのみ便利です。
とくに、会場では紙袋を使用する事が多いので、強度を考えるとちょっと丈夫な環境バックは、たためば小さくなりますし便利です。
あと、耳慣れない「レイカ」ですが、これはカイロの逆で叩けば冷たくなる優れものです。
転んだ方、熱中症で気分が悪くなられたり立ちくらみを起こした方に対して、現場スタッフが応急処置として使用しています。同じようなものがあれば、何かと便利です。
ご家族で来場する場合には、お弁当を持ってきても良いですね!
青空の下、芝生の上で食べれば、ピクニック気分も味わえます。
なお、本戦での会場内の撮影は禁止されています。
そのため、カメラなどを持ってきても、プレスカメラマンしか使えません。
カメラ付き携帯電話でのカメラ撮影も使えません。
スイング時にシャッター音が鳴れば、ミスショットの原因となります。
ましてや優勝争いをするような場面では、一打が大きな明暗を分けます。
個人の身勝手な行動で何百万円も手にする賞金が変わってしまう・・・という事もあり得ると
食事や飲料は購入できますか?
会場内には、ギャラリープラザというところに飲食スペースを設けております。
ギャラリープラザには、地元の特産品や地元有名店が出展している場合もあります。
また、大会グッズやメーカーのアウトレット販売、選手のサイン入りグッズなどもギャラリープラザで販売しておりますので、是非お立ち寄り下さい。