なんと、初日に9つスコアを伸ばして、I・J・ジャンが9アンダー単独首位のロケットスタートを切った。「今日はパッティングが良かった。5、6番ホールでは15mのパットが入ったし、16番ホールでは10mのパットが入りました」とI・J・ジャンは語っている。そして、6アンダー単独2位には細川和彦、5アンダー単独3位に、賞金ランキング首位を快走するキム・キョンテが続く。

「ZEN GOLFで気持ちがフラットになった」というI・J・ジャン

　バーディを量産して、9アンダー単独首位に立ったI・J・ジャン。2m以内に付けたチャンスから、超ロングパットまで、大量のバーディを奪った。

「一緒に行動を共にしている、パク・ジェーブンが先週初シードを決めてとっても嬉しかったんですが、彼からZEN GOLFという本を借りて読んだらとても良くて、自分のマインドがフラットな状態になった。皆同じ条件だし、結局自分のゴルフをするだけだと思えるようになりました」とI・J・ジャンは語っている。

「パットが特に良かった」というキム・キョンテ

　賞金ランキング首位を走る韓国のキム・キョンテは、今週も高いレベルのゴルフをキープして、5アンダー単独3位につけた。

「今日は全部よかったんですが、特にパットが良かったですね。グリーンが速かったのでとにかく距離感を合わせることを優先して打しました。ロングパットも多かったんですが、OKの位置に寄せることができました」とキムは語っている。

　他、4アンダー4位タイには鈴木亨と矢野東。石川遼は2アンダー11位タイにつけている。