台風14号の影響で、瞬間最大風速が11.9メートルという厳しいコンディションの中で、韓国のI・J・ジャンが通算9アンダーで単独首位をキープした。グリーンも非常に速く、この2日目はパープレーだったものの、リードを保った。そして、2打差の7アンダー2位タイには矢野東とキム・キョンテが続く！

「グリーンが速かった」と振り返るI・J・ジャン

　初日は、一気に9つスコアを伸ばしたものの、2日目は3バーディ1ボギー1ダブルボギーという内容で、パープレーの足踏み状態となったI・J・ジャン。それでも、通算9アンダーで単独首位をキープした。

「今日はものすごくグリーンが速かった。でも、優勝を意識し始めたのかもしれないし、まだ欲張りはだめだよね」とI・J・ジャンは語っている。

2打差を追う矢野東と韓国のキム・キョンテ

　通算7アンダー2位タイで、I・J・ジャンを追うのは矢野東と、目下賞金ランキング首位を走る韓国のキム・キョンテ。スコアが伸び悩んだこの2日目に、矢野は5バーディ2ボギーという内容で、3つスコアを伸ばす好プレーを見せた。

　他、6アンダー単独４位に鈴木亨。5アンダー単独５位に小田孔明。「初日9アンダーのジャンさんが今日はパープレーですから、やはり難しかったと思う」という石川遼は、5バーディ4ボギーという内容で、通算3アンダー8位タイにつけた。