矢野東と並んで首位タイスタートとなった韓国のキム・キョンテは、石川遼、宮本勝昌らの猛攻を振り切って、通算13アンダーで見事優勝。日本オープンの勝利に続く今季3勝目を上げて、賞金王レースを大きくリードする形となった。
「賞金王に一歩近づいた」というキム・キョンテ
石川遼は5つスコアを伸ばして、通算12アンダー。宮本勝昌は7つスコアを伸ばして通算11アンダーでフィニッシュする猛攻を見せた。しかし、目下賞金ランキング首位で、日本オープンを制し、ますます勢いに乗る韓国のキム・キョンテが、通算13アンダーでフィニッシュ。3バーディノーボギーという内容で、今季3勝目をものにし、「目標だった賞金王に一歩近づいた」と喜びをあらわにした。
「これからも気を引き締めていきます!」
この優勝でキム・キョンテは、今回賞金ランキング2位に浮上した石川遼に、約4000万円のリードで、賞金王レースを快走する。
「でも、まだ今シーズンは4試合も残っているし、石川選手や藤田選手など、良い選手がたくさんいます。まだ、どうなるかわかりませんし、これからも気を引き締めていきます」とキム・キョンテは語っている。
他、宮本と並ぶ11アンダー3位タイには谷口徹、原口鉄也の3名。10アンダー6位タイには鈴木亨など2名。ベストアマチュアには櫻井勝之が輝くという結果に終わった。
【ツアーお楽しみトピックス】 |
優勝者・・・金 庚泰(キム キョンテ) ・ ベストアマチュア・・・櫻井 勝之
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