今季2011年の西陣レディスで優勝し、先週のサイバーエージェントレディスでツアー通算50勝を達成した不動裕理が、今週も好調を維持！3アンダーで単独首位に立った。「今日は風が舞っていて難しかったのですが、ボギーを1つにとどめることができて良かった」と不動は振り返る。そして、2アンダー2位タイには上田桃子など5名。ディフェンディング・チャンピオンのモーガン・プレッセルは1オーバー19位タイ。

「アプローチに助けられた」という不動裕理

　先週、ツアー通算50勝を達成し、今季すでに2勝を上げている不動裕理。この初日は、4バーディ1ボギーという内容で、好調をキープして単独首位に立った。

「風でショットの距離感が合わず、半分以上はグリーンを外していますが、今日はアプローチに助けられました。18番ホールでオーバーした以外は、アプローチを1m以内に付けることができました。でも、多くのチャンスを外しているし、他の選手が伸ばしてくると、このままではちょっと苦しいと思いますね」と不動は語っている。

「リズムは悪くない」という宮里藍

　3バーディ5ボギー1ダブルボギーという内容で、4オーバー63位タイとやや出遅れたのは宮里藍。

「中盤はパットのミスが多くて残念でしたね。出入りの激しい内容でしたが、リズムは悪くないし、最後のバーディは明日につながる終わり方ができたと思います。アプローチやパットがイメージ通りにいかないところがあるので、それを1つ1つなくせるように、丁寧にプレーしたいと思います」と宮里は語る。

　他、「出入りは激しかったのですが、ショットもパットも調子が良いので、気持ち良くラウンドできた」という上田桃子は、服部真夕、韓国のパク・ヒヨンなどと並んで、2アンダー2位タイ。1アンダー7位タイには、佐伯三貴、韓国のアン・ソンジュなど5名が並ぶ。