2位スタートのブレンダン・ジョーンズは2つスコアを伸ばして、通算15アンダーフィニッシュ。逆転勝利で今季開幕戦に続く2勝目を決めた。「出だしから、常に塚田選手や李選手のプレーを気にしながらのゴルフで、メンタル的な戦いになって、そこに夏の暑さも加わって、非常にタフなラウンドでしたね」とジョーンズは振り返る。
「13番ホールのバーディで調子を掴んだ」というB・ジョーンズ
今季、開幕戦の東建ホームメイトカップを制したB・ジョーンズは、この優勝で今季待望の2勝目を決めた。最終日は、13アンダー2位スタートから、3バーディ1ボギーという内容で、2つスコアを伸ばして15アンダーフィニッシュとなった。
「中盤の9番から12番ホールまでは、ショットのコントロールが出来ず、思うようなショットができなくなりましたが、13番ホールのバーディから調子を掴むことができました。途中で調子が崩れても、精神的にパニックになることなく、まだホールが残っていると思えたのは、今までの優勝経験があったからですね」とジョーンズは語る。
「後半戦も優勝できるように頑張ります!」
「今年の小樽CCはラフが短かかったので、ミスショットがあっても何とかスコアにつなげることができました。今年、これまでにプレーした中で、一番グリーンがスムーズできれいだと感じたし、プレーしやすかった。今年は、前半戦で2つも勝つことができて夢みたいな感じですね。後半も1つでも優勝できるように頑張っていきたい」とジョーンズは語っている。
他、13アンダー2位タイには、念願の初勝利を逸した塚田好宣、アマチュアの松山英樹など3名。11アンダー単独5位には、K・アフィバーンラト。10アンダー単独6位には片山晋呉という結果に終わった。