山梨県の富士桜カントリークラブを舞台にして始まった本大会。初日は、6アンダーをマークした宮本勝昌が単独首位で、素晴らしい滑り出しを見せた。「5番ホールでダブルボギーがありましたが、それ以外は完璧なゴルフでした。セガサミー以降、感触は悪くなかったけど、真っ直ぐ投げているつもりで、スライダーが出てしまう感じでしたね」と宮本は語っている。そして、4アンダー単独2位には山下和宏が続く。

40歳になって最初の試合を迎えた宮本勝昌

　この初日、宮本は1イーグル6バーディ1ダブルボギーという素晴らしい内容で、2位に2打差をつける6アンダー単独首位に立った。

「これまで、思うように真っ直ぐに打てなかったんですが、藤田寛之さんといっしょに練習ラウンドできて、そこでヒントをもらいました。40歳になって最初の試合ですが、この大会も40周年ということで同じですね。藤田さんみたいに、40歳になっても活躍できるように頑張りたいですね！」と宮本は語る。

2オーバーと出遅れた石川遼

　2バーディ2ボギー1ダブルボギーという内容で、2オーバー63位タイと大きく出遅れた石川遼。「インスタートの前半は良いプレーでしたが、5番ホールのダブルボギーは痛かったですね。でも、全体的にショットが良かったし、明日以降でしっかりと伸ばしたい。トップは6アンダーですが、3アンダーが多いので、それを目標にすると、まだ5打差なので挽回するチャンスはあると思います」と石川は語っている。

　他、3アンダー3位タイには、岩田寛、薗田峻輔など7名。2アンダー10位タイには、藤田寛之、D・スメイルなど5名が並ぶ。