首位タイスタートとなったプラヤド・マークセンは、3日間ともに60台の安定したゴルフで、通算8アンダー単独首位に抜け出した。「今日はドライバーショットが良かったので、パー5でバーディを狙って取ることができました」とマークセンは振り返る。そして、6アンダー2位タイには岩田寛と金亨成（キム・ヒョンソン）が続く。

「明日も3つ、4つ伸ばしたい」とP・マークセン

　5アンダー首位タイスタートから、5バーディ2ボギーという内容で、通算8アンダーフィニッシュとなったP・マークセン。3日間ともに60台のプレーで、ついに単独首位に抜け出した。

「毎日、2、3アンダーが目標でしたが、そのとおりにプレーできています。ただ、雨が降ったときにもバーディチャンスがあったんですが、うまくストロークできずに惜しかったですね。明日は、優勝を目指すのではなく、あと3つ、4つスコアを伸ばして、終わってみたら優勝していたという展開になればいいですね」とマークセンは語る。

岩田寛が悲願のツアー初勝利に向けて好位置に

　4バーディ2ボギーという内容で、通算6アンダー2位タイにつけたのは岩田寛。首位に2打差で、ツアー初勝利に向けて期待のかかるポジションにつけた。

「ミスしても自分を許すというか、そういう風に思うようになってメンタル的に楽になりましたね。今までなら、何で自分は下手なんだとか、責めてばかりでしたから。それに、2008年の優勝争いで勝利を逃してから、そこそこのところで戦うのに満足してしまっていました感じもあります。今はやはり勝ちたいですね」と岩田は語っている。

　他、5アンダー4位タイには、藤田寛之とキム・キョンテ。4アンダー単独6位に兼本貴司が続く。