ビッグスコアが次々に飛び出す本大会。この2日目は、上平栄道が63をマークして、13位スタートから通算15アンダー単独首位に浮上した。「9バーディはツアーでは最多の数だと思います。たぶんベストスコアですね。実は、昨日の6アンダーもベストスコアでしたが、それを今日更新しました（笑）」と上平は振り返る。そして、13アンダー2位タイには、先週優勝したキム・キョンテ、池田勇太など4名が続く。

「ラインの読みとタッチがばっちりだった」という上平栄道

　インスタートの前半に5バーディ、後半4バーディで、9バーディノーボギーという素晴らしいゴルフを見せた上平栄道。一気に、15アンダー単独首位に浮上した。

「昨日から、グリーンが合ってきたみたいで、今日はラインの読みとタッチがばっちり合いました。パットは全部入りそうな感じでしたね。練習日には、それほど好調ではなかったんですが、ちょっとボールの位置を変えたら、パットが入るようになりました。それで、ショットもボールの位置を見直したら、急に良くなりました」と上平は語っている。

「明日からも楽しみ」という池田勇太

　6バーディノーボギーという内容で、5位スタートから通算13アンダー2位タイに浮上したのは池田勇太。

「前半にスコアを伸ばせたけど、後半はパットが良くなかった。でも、悪いラウンドじゃなかったですよ。毎日、9つくらいバーディを取ろうと頑張っていて、昨日は8つ、今日は6つ、明日は7つくらい取れるかな。ショットは相変わらず良いし、明日からが楽しみになると思う」と池田は語っている。

　他、同じく13アンダー2位タイには、先週今季初勝利を決めて、2週連続優勝に期待のかかるキム・キョンテなど4名。12アンダー単独6位には小田孔明が続く。