この2日目は、7位スタートから5つスコアを伸ばした宮里優作が、通算9アンダーで韓国の黄重坤(ハン・ジュンゴン)と並んで首位に浮上。「昨晩は、かなり雨が降ったみたいで、グリーンがちょっと柔らかくなってきたので、攻め方を変えたら、上手くラウンドすることができました」と宮里は振り返る。そして、8アンダー3位タイには、韓国のキム・キョンテ、と上井邦浩。石川遼は首位に3打差の6アンダー10位タイにつけた。
「良い集中力を保っていきたい」という宮里優作
6バーディ1ボギーという素晴らしい内容で、この2日目に5つスコアを伸ばして、通算9アンダー首位タイに浮上した宮里優作。今季は、非常にタフな日本オープンで4位につける活躍を見せるなど、待望の初勝利に期待が高まっている。
「今まで、パットに関して、直線的にラインを考えすぎていたので、カップをすり抜けることが多かったんです。そこのイメージを修正しました。ここのグリーンは頭に入っているし、今の新たなイメージに合ってきていますね。この試合を最終戦にしたくはないですが、やっていないと分からないし、とにかく1ホール1ホール、良い集中力を保っていきたいですね」と宮里は語っている。
首位との差を1打縮めた石川遼
3アンダー13位スタートから、この2日目も初日同様、3バーディノーボギーという内容で、通算6アンダー10位タイにつけた石川遼。首位に3打差で好位置をキープする。
「ぴたっと付けるチャンスがなくて、振り返ると我慢の2日間だったと思いますね。それでも、まずはボギーを打たないようにして、バーディを待つというゴルフがしっかりできました。1日5アンダーが目標でしたが、今年は、自分が思っているよりも難しくなっている感じです。でも、残り2日間で10アンダーくらい伸ばしたいと思っています」と石川遼は語る。
他、7アンダー5位タイには、賞金王レースをリードする藤田寛之、谷原秀人、平塚哲二など5名。6アンダー10位タイには、石川の他、久保谷健一など4名が並ぶ。また賞金ランキング2位の谷口徹は発熱のため棄権することとなった。
【ツアーお楽しみトピックス】開催コース: | Kochi黒潮カントリークラブ
高知県安芸郡芸西村西分甲5207 |
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賞金総額: | 200,000,000円 |
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優勝賞金: | 40,000,000円 |
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TV放映: | TBS系列全国ネット |
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