男子ツアーに約1ヶ月先駆けて、いよいよ女子ツアーの2012年が開幕。この初日は、諸見里しのぶ、馬場ゆかりなど6名が、4アンダー首位タイに並ぶ形となった。「今日は69でラウンドできたらいいと思っていたので、それを一つ上回るスコアで回れて、とても満足できるスタートが切れました」と諸見里は語っている。そして、3アンダー7位タイには、北田瑠衣、ディフェンディング・チャンピオンの朴仁妃（パク・インビ）など4名が並ぶ。

「たくさんラッキーがあった」という諸見里しのぶ

　5バーディ1ボギーという内容で、4アンダー首位タイにつけて、2012年シーズンの初日に幸先の良いスタートを切った諸見里しのぶ。

「1番ホールでは、ちょっとバタバタしてしまいボギーとなりましたが、その後はうまく切り替えることができました。それと今日はラッキーがたくさんありましたね。14番ホールでは、ティーショットを右にミスしましたが、セカンドショットは問題がなかったし、18番ホールでは、バーディパットがカップを一周して、決まってくれました」と諸見里は振り返る。

「まずまずのスタートでした」という横峯さくら

　一昨年、昨年と韓国のアン・ソンジュが賞金女王に君臨しているが、女王の座を奪還すべく、今季の活躍に期待のかかる横峯さくら。この初日は、2バーディ1ボギーという内容で、1アンダー25位タイにつけた。

「3番ホールでボギーを打ってしまいましたが、後は良い感じでラウンドできたと思いますね。まだ、自分のイメージに比べると半分くらいの出来ですが、ショットは良い状態で臨めているし、チャンスは5～6回ありました。3mのチャンスを2回外しているので、それがもったいなかったですね。でも、ショートパットは思い通りに打てているし、まずまずのスタートだったと思います」と横峯は語っている。

　他、4アンダー首位タイには、諸見里、馬場のほか、韓国の金ナリ、キム・ソヒなど6名。3アンダー7位タイには、北田のほか、宋ボベ、青山加織ら4名が続く。