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トーナメントレポート

ダンロップフェニックス

フェニックス カントリークラブ/宮崎県2001/11/08~11/11

ライブスコア

出場選手 ペアリング ホールデータ ホールバイホール

REPORT
R1
R2
R3
FINAL
SCORE
R1
R2
R3
FINAL

 
 

3rd ROUND REPORT


誰も縮められないのか、デュバルとの差!
風が強くなり、難度が上がった3日目だったが、デュバルは、ついに、一度もトップを譲ることなく、最終日を迎えることとなった。

優勝カップに半分、名前が刻まれた?

デュバルは、「プレー自体には、満足していないが、ゴルフは結果が全てだから、そういう意味では、満足している。」とコメントしているように、けっして、順調にスコアを伸ばした訳ではなかった。 2番では、ティショットを左のラフ、セカンドでバンカーに入れて、次でエッジに出しただけ、そこから、7Iでチップインのパー。3番、4番を取り、勢いに乗るかと思いきや、6番では、グリーンを外してボギー。そして、7番のパー5。2オン可能なこのホールで、ティショットを左に引っかけて、OB。しかし、打ち直しはど真ん中、215ヤードを6Iで2オンして、2.5mを沈めて、パーで切り抜けてしまう。

後半も、バーディが先行するが、今日のハイライトは、14番。ティショットを左の林、ボールの位置が木の根っこで、7Iで打ったら、跳ねて、飛ばず。その時、なんと、7Iを折ってしまう。サードショットで、グリーンを捕らえられず、右手前からのアプローチで、グリーンオーバー、なんとか1mに寄せて、ダブルボギーを叩いてしまう。そこからは、13本でのプレーとなったが、実際には、7Iを使用したい場面はなかったそうだ。そして、圧巻だったのは、18番のセカンド。179ヤードを8Iでグリーン奥に2オン、最後をバーディで締めくくり、2位に三打差をつけて、あと残り、18ホールとなった。

しかし、彼の強さは、ドライビングディスタンスにも表れている。1ラウンドで、2回測定するのだが、6回の計測で、出場選手中、唯一、平均が300ヤードなのは、彼だけである。2位の兼本には、3ヤード、4位の伊沢にも、11ヤードもの差をつけている。

逆転の為のポイントは何?

デュバルのミスを待っていても、仕方ないので、ビッグスコアが必要なのだが、コースコンディションが難しい現状では、それも期待出来ないのか。

とは言っても、デュバルに一番、近いのは、ジェリー・ケリーだ。「最後の3mイーグルパットを外すなんて、信じられない。」と悔しがって見せたが、ゴルフ自体の調子は良いそうで、明日、先制パンチが繰り出せれば、可能性が膨らむのだが。

日本人最上位は、9アンダーの桑原克典と、手嶋多一だ。特に、桑原は、67をマーク、「後半のパー4が、自分と相性が良くて、コースマネージメントが分かってきた。」というように、13番以降で、4つスコアを伸ばし、明日、デュバルと直接対決の権利を得た。「デュバルと回れば、プレッシャーになる。自分のプレーに徹することが出来るかどうか」とちょっと弱気なコメントだ。

手嶋も、「一緒に回りたかったけど、最後がパーで残念。でも、デュバルと回った選手は崩れているので、微妙な感じ。」とあきらめムードか。

気合いを入れ直した片山晋呉だったが、チャンスの13番でボギー、14番では、アプローチの往復ビンタのダブルボギーで万事休す。2つ取りすも、デュバルが遠い存在になってしまった。同じく、7アンダーには、67の尾崎直道、中嶋常幸のベテランが、並んでいる。

デュバルとラウンドした若きコンビ、ゴゼットとバデリーは、2人とも、「ラインが難しくて、パッティングが悪かった。」と、自分のプレーをすることが出来ずに、74と72で順位を落とした。

ギャラリー数、7,053人。天候、快晴、気温19.0℃、北東の風、3.5m。

 
 
  • JGF

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