途中、激しい雷雨に見舞われて競技が中断したことで、日没サスペンデッドが決定した2日目。64のビッグスコアをマークして、ベテランのフランキー・ミノザが、一気に通算11アンダーの暫定単独首位に浮上した。そして、暫定単独2位には久保谷健一が続く。

「優勝を意識するのはまだ早い」とF・ミノザ

　8バーディノーボギーという、非の打ち所のないゴルフ内容で、一気に2桁アンダーに乗せる通算11アンダーで、暫定単独首位に立っているのが、フィリピン出身のフランキー・ミノザだ。

「今日はサスペンデッドになったけど、自分はホールアウトできたことが嬉しいね。明日は、早起きしなくて済むから。通算11アンダーにも満足しているけど、優勝を意識するのは早いよ。まだ2日目だからね」とミノザは語っている。

谷口徹は暫定3位タイ

　初日は、賞金ランキング2位で追う片山晋呉とのラウンドで、気合いの入ったプレーを見せた谷口徹。2日目は通算7アンダーで、暫定3位タイにつけている。「今日は、雨でグリーンが変わった。柔らかくなった分、タッチが微妙に難しい。まあ、入らないときは入らないからね。今日はパターがダメでした」と語っている。

　他、6アンダー暫定6位タイに、P・マークセン、菊池純など4名が並ぶ。また、6アンダーの単独首位スタートとなった伊澤利光は、4アンダー暫定14位タイに後退した。