2位スタートだったフランキー・ミノザは、2つスコアを伸ばして、通算14アンダーフィニッシュ。そして、本日6アンダーで猛追し首位タイに並んだドンファンを、プレーオフで制して、6年ぶりの嬉しい勝利を決めた。「この6年間は長かったし、勝って本当に良い気持ちでした。なんだか若返った気分です!」と語る。そして、13アンダー単独3位には、2週連続勝利と大会3連覇に一歩手が届かなかった片山晋呉。
「まさか今週勝つとは思っていなかった」というミノザ
フィリピン出身で日本とアジアンツアーで活躍するベテランプレーヤー、フランキー・ミノザは、この最終日に2つスコアを伸ばして、14アンダー首位タイフィニッシュ。韓国の若手ドンファンとのプレーオフを制して、6年ぶりとなる念願の勝利をモノにした。
「この勝てない6年間はとても長かったんですが、今年は本当に良い年で、2月のフィリピンオープンでも優勝したんです。でも、まさか今週、日本で勝てるとは思っていませんでした。今週ここにくる前はパットが悪かったんですが、ここに来て調子が上がったのも大きかった」とミノザは振り返る。
50歳を目前に2勝を獲得
「もうシニアになる年だし、この年で勝てるとは思っていなかったので、信じられないですね。50歳を迎える前のこの1年で、2勝を上げることが夢だったので、それが叶いました。妻が母国で農場をやっていて、ゴルフ場4個くらいの広さがあるけど、この優勝賞金があれば、あとゴルフ場一つ分の広さを買えるから、農場でも広げようかな」とミノザは語っている。
他、14アンダー単独2位は、ツアー2勝目のチャンスを前に、惜しくもプレーオフで敗れたドンファン。13アンダー単独3位フィニッシュとなった片山晋呉は、「大会3連覇は逃して残念だけど、体調が万全ではない中で、精一杯できたと思う。今日はもう動けない状態なので、明日から病院にいきます」と語っている。また、アマチュアの森本雄は6アンダー33位タイでベストアマチュアを獲得した。
|
優勝者:フランキー ミノザ・ベストアマ:森本 雄 (c)GolfPark 2007 |