晴天に恵まれた宮崎フェニックスカントリークラブ。昨年タイガー・ウッズからプレーオフの末優勝を勝ち取り、今年は全英オープンを制したP・ハリントンなど世界の強豪が続々参戦。彼らに対し、日本人プレーヤーたちがどこまで迫ることができるかに注目が集まる。
さらに難易度を増したコースに、スコアの伸び悩みが予想される中、初日首位に立ったのは5アンダーをマークしたI・ポールター（イギリス）、金庚泰（韓国）、武藤俊憲の3人。
派手なコスチュームどおりの5バーディノーボギー！イアン・ポールターが首位
大会前から石川遼の憧れの選手として話題を集めてきたI・ポールターは、この日５バーディー、ノーボギーで、派手な話題性だけでなくその実力の高さを宮崎に見せつけた。
現役大学生にして韓国ツアー王者・金庚泰も首位
同じく首位に立った金庚泰は、日本アマ、韓国アマなどアマチュアタイトルを総なめにした後、昨年末にプロ転向したばかりの韓国ゴルフ界注目の逸材。高いポテンシャルを4日間いかに発揮できるかで、今大会の台風の目となりうる存在だ。
 |
武藤 俊憲
(c)GolfPark 2007 |
今季最高の出来！5バーディノーボギーの武藤
日本人で唯一トップグループに名を並べた武藤俊憲。現在賞金ランキング45位の武藤は「日本シリーズに出たいので25位に入りたい。やはり日本シリーズに出ないと面白くない。」と今月末に開催されるJTカップへの出場に意欲を燃やす。
この三人に続くのは4アンダーでC・キャンベル、G・フェルナンデスカスタノの2名。そして3アンダーには谷口徹との賞金王争いに挑む片山晋呉ら4名が続く。
注目のアマチュア石川遼は難しいコースに戸惑いながらも1バーディ、3ボギーの2オーバー。唯一のバーディは9番のグリーンそばからのアプローチを直接決め、ギャラリーにボールを投げ込んで喜びを表した。明日は先週に引き続き予選通過を目指す。
また、8年ぶりの参戦となった丸山茂樹は、出だしこそバーディでスタートしたものの、PGAツアーで蓄積した疲れもあってか1アンダーの22位タイ。今年2月にWGCアクセンチュアマッチプレー選手権に優勝して一躍トッププレーヤーに仲間入りしたH・ステンソンも同じく1アンダーで22位タイとなっている。
明日のスタートは今日と同じ8:30から。
ゲートオープンは7:00となっている。
＜公式発表＞
ギャラリー：3,114人
天候：晴れ
気温：19.5℃
風向：西北西
風速：2.0m/s
棄権：川原 希 6番ホール終了後（インスタート）、右手中指痛のため。
備考：S・K・ホ ホールインワン【11番・165y／使用クラブ：7番アイアン】
賞金30万円（主催者提供）
【ツアーお楽しみトピックス】 |
金庚泰＆丸山大輔
(c)GolfPark 2007 |
