三日目を終えたダンロップ・フェニックス・トーナメントは、各選手がスコアメイキングに苦しむなか、I・ポールターが初日からの首位を守った。2位には2打差で同じイングランド勢のL・ドナルドが追走。3位タイのG・フェルナンデスカスタノ(スペイン)と共に、明日の最終組は欧州勢同士の対決となる。
最終組でイングランド勢対決!
「最終日最終組で対決するのは初めて」というI・ポールターとL・ドナルド。お互い今日のスコアが全選手中トップタイの67をたたき出し、難コースに対しても好調をキープしている。
二人が最終日も優勝争いをリードしていくのは間違いない。
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ルーク・ドナルド
(c)GolfPark 2007 |
日本人プレーヤーも負けてられない!
そんな欧州勢の前の組では、丸山大輔、丸山茂樹、片山晋呉の日本勢対決となる。各選手が風や硬いグリーンに手を焼くなか、海外経験豊富な日本人プレーヤーがその実力を見せ付けるかたちとなった。
片山晋呉は谷口徹(現在2アンダー18位タイ)との賞金王争いもあるだけに、ここでひとつでも順位を伸ばしておきたいところだ。
まだまだ優勝には十分手が届く位置にいるだけに、最終日にどんなチャージを見せてくれるかに期待がかかる。
やっぱり一番人気は遼くん!
三日目は土曜日ということもあって多くのギャラリーが駆けつけたが、やはり一番人気は石川遼くん。明日は憧れのポールターとおそろいの衣装で出場するかもしれないという情報もあるので、そのあたりもチェックしてみると、またひとつ楽しみが増えるかもしれない。
ムービングサタデーといわれるように土曜日はスコアが動きやすいといわれているが、上位陣に大きな変化はなかった。
一日の中でも様々な方向に変わる風や、硬いグリーンに多くの選手が我慢のゴルフを強いられている。大きなスコアの伸びは期待できないが、上位陣が崩れる可能性は十分あるだけに、最後までどうなるか分からない。
<公式発表>
ギャラリー:5,471人
天候:晴れ
気温:18.1℃
風向:西北西
風速:5.6m/s
【ツアーお楽しみトピックス】 |
イアン・ポールター
(c)GolfPark 2007 |