2008年の女子ツアー総決算となる最終戦。4日間のイベントの初日、3アンダー単独首位で、韓国の宋ボベが好スタートを切った。「実は、昨日から風邪を引いていて、体があまり動かなかったんですが、今日は頑張ろうと臨みました」と宋は語っている。そして、2打差の1アンダー2位タイには、韓国の李知姫、三塚優子など4名が並ぶ。

「昨年よりも難しかった」という宋ボベ

5バーディ2ボギーという内容で、3アンダー単独首位に立ったのは韓国の宋ボベだ。あいにくの雨に見舞われる中で善戦を見せた。

「アウトコースは長いし、しかも雨だったので、とても難しく感じました。昨年は最終日にコースレコードを出しましたが、今日はとても難しかったですね。まだ風邪をひいていますが、最後まで自分のペースを守って、平常心で頑張りたいと思います」と宋は語る。

4打差につけている横峯さくら

先週は、待望の今季初勝利を決めて、賞金ランキング2位に浮上した横峯さくら。賞金2500万円の最終戦で、首位の李知姫を逆転する可能性も残されている中、初日は、5バーディ4ボギー1ダブルボギーという内容で、1オーバー12位タイとなっている。

「前半はすごくショットが乱れていましたが、後半に入って少し修正できたし、終わってみれば1オーバーだったので、耐えることができたかなと思います。いつもなら5アンダーくらいポンと出るコースだと思っていたけど、上位が以外と伸びていないし、それだけタフなコンディションだったと思いますね」と横峯は振り返る。

他、1アンダー2位タイには、三塚優子の他、李知姫、全美貞、申ジエと韓国勢が上位を占めている。イーブンパー6位タイには福嶋晃子、不動裕理、原江里菜など6名が続く。