2日目同様に、1つスコアを伸ばすにとどまった宋ボベだが、通算5アンダーで3日間首位を維持。「昨日は、風邪で眠れないほどで、今日は18ホール回りきることだけを考えてプレーしました」と宋は語っている。4アンダー単独2位には、6位から浮上した上田桃子が続く！

「風がありそうでなかった」と宋ボベ

　4バーディ3ボギーという内容で、通算5アンダーフィニッシュとなった宋ボベが、1打差で単独首位をキープした。

「2番ホールからボギーが出て心配でしたが、思ったよりもショットが悪くなかったんです。ただ、風がありそうでなかったので、それが難しかったですね。明日は桃子と回るのは初めてなんですが、友達なので、楽しみながらプレーできればと思います」と宋は語る。

「何とかして勝ちたい」と上田桃子

　2つスコアを伸ばして、6位スタートから単独2位につけたのは上田桃子。1打差につけており、この最終戦での優勝にも大きな期待がかかる。

「バーディトライが3パットになってしまうこともあり、もったいない場面もありました。でも、体調面ではばっちりで、シーズンを通じてケガをしなかったのも大きいですね。この大会で優勝できれば、この1年間良かったと思えるし、何とかして勝ちたい」と上田は闘志満々だ。

　他、3アンダー3位タイには不動裕理、福嶋晃子、全美貞の3名。2アンダー6位タイに三塚優子、古閑美保の2名。横峯さくらは、イーブンパー8位タイにつけている。