初日67、2日目66、そしてこの3日目は64をマークした平塚哲二が、通算13アンダーで単独首位をキープ！2位に4打差のリードを広げた。「こんなにスコアを伸ばせるとは思ってもいなかったし、堅く、うまくいっていますね。今日は自分でもイケてるなぁと思いました」と平塚は語っている。そして、9アンダー単独2位に藤田寛之が続く。

「気持ち良いし、良い緊張感です！」という平塚哲二

　6バーディノーボギーという内容で、本日の和合を極めたのは平塚哲二だ。唯一の通算2桁アンダーパーとなる通算13アンダーに到達して、単独首位を維持した。

「気持ちよいし、楽しいです。良い緊張感ですね。7番ホールでバーディを取ったときには、今日はイケてると思いましたよ。自信は全然ないんです。明日は80を打ってしまうんじゃないかって。不安はティーショットですね。とにかく曲げたくないですよね」と平塚は語る。

後半に猛攻を見せた藤田寛之

　前半はパープレー。後半になって4バーディを奪って、通算9アンダー単独2位につけたのは藤田寛之だ。

「8番ホールまではボロボロ。和合に負けてしまいそうでしたが、9番からイメージを変えたら、良い感じになってきましたね。具体的には、クラブが開くのを抑えるのに、手先に頼らず、左脇を開けないようなイメージで、ターンを意識したら、体がついてきました」と藤田は語る。

　他、7アンダー3位タイには手嶋多一、鈴木亨、野上貴夫。片山晋呉は4アンダー12位タイ。石川遼は1オーバー43位タイとなっている。

　石川は「初日のような前向きなティーショットを打てていません。あと18ホールを残すだけというのは残念だけど、4日間ラウンドできて非常に良い経験ができると思います」と語っている。