強風に見舞われる中で、上位が大きく入れ替わった2日目。21位スタートから、通算1アンダーでフィニッシュしたチャワリット・プラポールが単独首位に立った。「今日は、打っても打っても、グリーンに届かないと思うほどの風でした」とプラポールは振り返る。イーブンパー単独2位には、原口鉄也が続く。

最大瞬間風速は16.1メートル！

　強風に見舞われた2日目。最大瞬間風速16.1メートルという風の大洗で、ステディなプレーをキープした選手が上位に浮上する形となった。1アンダー単独首位に立ったC・プラポールは、2日目のベストスコアとなるイーブンパーのゴルフが光った。

「今日はパットの読みやストロークも、風によって変えるほどでしたね。アゲインストなら強めに、横風ではいつもより大き目に膨らませて、ラインを読みました。でも我ながら、とてもよく我慢したと思いますね」とプラポールは語っている。

3つスコアを崩しながら単独2位に浮上した原口鉄也

　6位スタートから、3ボギーという内容で、通算イーブンパー単独2位に浮上したのは原口鉄也だ。「今日は、このコンディションの中で、フェアウェーを1回しか外しませんでした。グリーンを外してもアプローチが良かったりということもありましたね。今日は、パーを76と考えていたので、75は自分でも満足できるスコアです」と原口は語る。

　他、1オーバー3位タイにI・J・ジャンと、首位スタートだった広田悟。2オーバー5位タイに甲斐慎太郎など4名。「今までやってきたゴルフの中で、一番難しかった」と語る石川遼は、80というスコアで、通算6オーバー39位タイとなっている。

石川遼 (c)GolfPark 2009