初日9アンダーの素晴らしいスタートを見せた富田雅哉は、2つスコアを伸ばすにとどまったが、通算11アンダーで単独首位をキープした。「今日は十分満足できる内容だったし、OBだと思っていたボールがセーフだったりと、ラッキーもありました」と富田は語っている。10アンダー単独2位には上井邦浩。4オーバースタートの石川遼は、4つスコアを伸ばして予選を突破した。

「パットがしっかりと入ってくれている」という富田雅哉

　6バーディ4ボギーという出入りの激しい内容ながら、通算11アンダーで単独首位をキープしたのは富田雅哉だ。

「昨日もOBを打った7番ホールで、今日はボールが出てきてくれたりというラッキーもありましたが、パットがしっかりと入ってくれているのが良かったですね。2日目もトップのまま、終わることができたのは、とても満足です。もちろん、優勝を狙っていきます！」と富田は語る。

大きく挽回を見せた石川遼

　初日、あわや失格のトラブルに見舞われて、4オーバー105位と大きく出遅れた石川遼だったが、2日目は4つスコアを伸ばして、イーブンパー48位タイに浮上し、見事、予選を通過した。

「昨日のことを、無理に切り替えようとする気持ちはなかったですね。もう自分の精神状態のままに、まかせようと思っていました。でも、今日コースに来たら、完璧に切り替わっていましたね。今日は、良い状態で臨むことができました。予選通過は厳しいと思っていましたが、最後まで諦めずにプレーできました」と石川は語っている。

　他、8アンダー3位タイには、平塚哲二、小田孔明、近藤共弘など4名。7アンダー7位タイには、鈴木亨、藤田寛之など3名が並ぶ。