8アンダー単独首位でスタートした石川遼は、3つスコアを伸ばして、2位に2打差をつける11アンダー単独首位をキープした。「序盤にバーディ、イーグルときて、僕だけこんなに伸ばしていいのかという気持ちになって、はじめは、どういう気持ちでプレーして良いのかコントロールできませんでした」と石川は語る。そして、9アンダー単独2位には久保谷健一。6アンダー単独3位に武藤俊憲が続く。

終盤に悪い流れを断ち切った石川遼

　バーディ発進をして、3番ホール・パー5でイーグルを奪った石川遼。だが、後半は3つのボギーが先行し、悪い流れになってきたところで、15番ホールから3連続バーディを奪い、その流れを断ち切り、1イーグル5バーディ4ボギーという内容で、11アンダー首位をキープした。

「以前は、悪い流れになると、1日中後を引いてしまいましたが、最近は、悪い流れを引きずらなくなりましたね。そこは自分が成長してきたと感じているところです。今日は何とか踏ん張って、優勝の見えるところでプレーを終えることができたので、すごく良かったと思います」と石川は語っている。

2位をキープした久保谷健一

　5バーディ3ボギーという内容で、通算9アンダー単独2位をキープしたのは久保谷健一だ。「バーディを取る取らないは、結果だから仕方がないけど、ここではボギーを少なくすれば、スコアを伸ばす可能性がある。子供に優勝する姿を見せたいけど、まずはこの順位を保ちたいと思います」と久保谷は語る。

　他、5アンダー4位タイに丸山大輔など3名。4アンダー単独7位に近藤共弘が続く。

開催コース:	富士桜カントリー倶楽部 山梨県南都留郡富士河口湖町小立7187-4
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