6アンダー首位タイスタートとなった星野英正は、この2日目に3つスコアを伸ばして、通算9アンダー単独首位に立った。「朝の練習場で好調だったので、今日はもっと振っていって、その中でコントロールしていくつもりで臨みました。練習しながらラウンドした感じでした」と星野英正は振り返る。そして、首位に2打差の7アンダー2位タイには、大会2連覇を狙う石川遼が続く！

下半身のトレーニングが結実した星野英正

　2日目は、3つスコアを伸ばして、通算9アンダー単独首位に躍り出たのは星野英正。下半身を中心にしたトレーニングが実を結び、好調なゴルフを維持している。

「今年は、下半身のトレーニングに重点を置いていて、今年だけで、パンツは3回ほどサイズの修正をしているくらいです。その成果が、プレーにも噛み合ってきた感じですね。これまで、腕に結構力が入ってしまっていたことを、今実感していますね」と星野は語っている。

「良いスイングができた」という石川遼

　初日は、4アンダーの好スタートを切ったものの、ティーショットが乱れた石川遼。だが、この2日目はショットに自信を取り戻すプレーを見せ、通算7アンダー2位タイにつけた。

「トップでは当然、体重が右足にかかりますが、それをかかとにするのか、つま先にするのか試行錯誤していました。これまで、自分の感覚では、つま先寄りに乗っていましたが、かかとに乗せながら、重心が後方に下がった感じのトップにしたら、コースで良いスイングができました。また、一つ何かを掴んだ感じですね」と石川は語る。

　他、石川と並ぶ7アンダー2位タイには鈴木亨、藤田寛之。6アンダー単独5位には甲斐慎太郎が続く。