初日、2日目ともにノーボギーで、通算12アンダーまでスコアを伸ばした丸山茂樹が、小田孔明と並んで、首位タイに浮上した。「ノーボギーが続いていて、とても気分がいいですね。前半に2つくらいピンチがあったけど、それほど大きなピンチではなかったし、イヤだなぁと感じる球も出ていません。とても気分良くプレーできました!」と丸山は振り返る。10アンダー3位タイには石川遼など5名が続く!
2日間で12バーディノーボギーの丸山茂樹
このところ、好調を持続している丸山茂樹は、初日5バーディノーボギー、この2日目は7バーディノーボギーという素晴らしいゴルフで、通算12アンダー首位タイに浮上した。
「自分でイヤだなぁと感じる球は、三井住友VISAマスターズくらいから出なくなってきました。嫌なトラウマのような感じが、だんだんと消えている感じですね。これまで、ダウンスイングに迷いがあると、ダウンでイップスみたいな感じになってしまい、電気が走る感覚でした。でも、パンチショット気味に一気にインパクトすることで、それが解消されてきたんです。ドライバーのヘッドを小さくしたことも好調の一因。これほど、悩みがなくプレーできたのは、いつ以来か覚えていないほどですね」と丸山は語っている。
「明日が鬼門です」という石川遼
7バーディ1ボギーという内容で、通算10アンダー3位タイに漬けたのは石川遼。最年少賞金王に向けて、着実に1日1日をこなし上位をキープする。
「小田さんや谷口さんを、本当にありがたく感じるほど、この2日間、組み合わせの雰囲気が良くて、とても回りやすかったですね。今日は、ドライバーのミスがほとんどなくて、逆にそれがプレッシャーになったくらいです。15番ホールでセミラフに行ったことで、そのプレッシャーも消えて、上がり3ホールもうまく打てました。明日は、伸ばさないと簡単に置いていかれるだろうし、明日が鬼門になると思います」と石川は語る。
他、石川と並ぶ10アンダー3位タイには、首位スタートだった宮里優作、2位スタートだった片山晋呉など5名。石川遼と賞金王を争う池田勇太は、5アンダー25位タイ。
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