日本で一時代を築いた丸山茂樹に、今をときめく石川遼。日本のゴルフファンを、世代を超えて魅了するかのように、通算14アンダーで、この両名が首位に並んだ3日目。「風が強かったし、伸ばしても3つか4つと思っていましたが、そういうコンディションの中で、最高のラウンドができました」と石川遼は語る。同じく首位タイに小田孔明が並び、大混戦の様相を呈してきた。
「体調も体のキレもばっちりでした」という石川遼
5バーディ1ボギーという内容で、10アンダー3位タイスタートから、14アンダー首位タイに浮上したのは、最年少賞金王が期待される石川遼だ。
「今日も、昨日のような良いティーショットのイメージでラウンドできたし、練習したことをコースで実践できて、ある程度良いリズムを保っていたと思います。今のところ、体調も体のキレもばっちりですね。3日目の時点で、誰が有利かとは言えませんが、最終日に、新しい気持ちで臨むために、とても良い形で終われたと思います」と石川遼は語っている。
「戦う気持ちになっています」という丸山茂樹
5バーディ3ボギーという内容で、12アンダースタートから、通算14アンダー首位タイをキープしたのは丸山茂樹。
「できれば、4アンダーくらいで回りたかったという気持ちはあります。でも、こういう風が強いコンディションの中で、気持ち良くゴルフはできないだろうと思っていましたが、『おいおい!』みたいな大きなミスもないし、戦う気持ちになりますね。遼くんと孔明くんが並んでいますが、彼らは次元の違うところでプレーするので、自分はのんびりやるつもりです。今週の目標は日本シリーズ出場権獲得ですからね」と丸山は語る。
他、13アンダー単独4位に宮本勝昌。12アンダー5位タイに近藤共弘と平塚哲二が続く。
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