初日3アンダー、この2日目は2アンダーとスコアを伸ばして、上田桃子が通算5アンダーで単独首位に一歩抜け出した。「コーライグリーンはしっかり打って、薄め、強めでと思っていたんですが、インパクトで打つというイメージが強くなってしまいました。後半は、ショートでも良いからラインに合わせてみたら良くなりましたね」と上田は振り返る。そして、1打差を横峯さくらが追う！

「後半から流れを変えることができた」という上田桃子

　前半1バーディ2ボギー、後半3バーディという内容で、通算5アンダー単独首位に立ったのは上田桃子。

「前半のパットは、打つというイメージが強くて、引っかけてしまっていたのですが、後半は、ショートでも良いからラインを合わせてストロークしてみました。ズルズルと悪い流れになりそうでしたが、これで後半の流れを変えることができました。1日の目標は3アンダーですが、今日は2アンダーだったので、明日は4アンダーを目標にします」と上田は語っている。

「今日はガマンのゴルフでした」という横峯さくら

　首位タイスタートだった横峯さくらは、5バーディ4ボギーという出入りの激しい内容で、首位に1打差の4アンダー2位タイにつけた。

「完璧に打ってもボギーが出るコースだし、4日間のうちには伸ばせない日もあるので、今日はそんな1日だと思って、ガマンのゴルフでした。でも、2日間終わって、この順位はまずまずだと思います。明日も、諸見里さんとのラウンドですが、人との戦いではなく、コースや自分との戦いになるので、特に意識はしていません」と横峯は語る。

　他、2アンダー4位タイには、横峯さくらとの賞金女王争いで注目される諸見里しのぶ、古閑美保、韓国の全美貞、李知姫の4名。宮里藍は3つスコアを伸ばして、1アンダー8位タイに浮上した。