悪天候のためにおよそ4時間、スタート時刻が遅れた大会3日目。その影響により、18時47分に日没サスペンデッドが決定した。トーナメントリーダーの宮本勝昌が率いる最終組は、15番ホールのティーショットを終えたところで終了となった。「今日はとても長い1日でした」と8アンダー暫定首位の宮本勝昌は振り返る。そして、3アンダー暫定単独2位には丸山茂樹が続く。
「終えてみないとナイスプレーとは言えない」という宮本勝昌
15番ホールからの4ホールを残して、4バーディ2ボギーという内容でスコアを伸ばし、8アンダー暫定首位をキープしている宮本勝昌。大差の状態だが、本人曰く、不安のある4ホールを残しての3日目となった。
「15番ホールからの4ホールは、どこかでダブルボギーもあり得るし、18ホールを消化してからでないと、ナイスプレーだったとは言えない感じですね。リードはありますが、逃げているというと、ゴルフのイメージが悪くなるから、自分としては気持ち良く走っているムードでプレーしたいですね。とにかくマイペースで臨んでいます」と宮本は語っている。
石川遼は通算イーブンパー
宮本と同組の石川遼は、15番ホールのセカンドショットからのプレー再開となる。本日14番ホールまでは、2バーディ2ボギー1ダブルボギーという内容で、通算イーブンパー。本日の時点で首位とは8打差に開いている。
「全体的に我慢できたと思いますが、14番ホールのダブルボギーでつまずいたのは、残念でした。グリーンは2日目とは打って変わって、柔らかくなり、10センチくらいショートすることが多かったですね。首位とは今の時点で8打差ありますが、最後まで諦めずに、気持ちを切り替えて頑張りたい」と石川は語る。
他、1アンダー暫定3位タイに平塚哲二、岩田寛など3名。イーブンパー暫定6位タイには石川遼の他、丸山大輔、岩田寛の3名が並ぶ。