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トーナメントレポート

中日クラウンズ

名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース/愛知県2010/04/29~05/02

ライブスコア

ペアリング ホールデータ ホールバイホール ライブバトル

REPORT
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FINAL
SCORE
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FINAL

 
 

FINAL ROUND REPORT


石川遼が18ホールの世界記録に迫る大逆転優勝!

 最終日の石川遼は18位スタート。優勝争いに絡むポジションとは思えないところから、前半で7つスコアを伸ばし、一気に首位へ浮上。後半も、勢いは衰えず5バーディノーボギーというゴルフで、2位に5打差をつけて、通算13アンダーの大逆転優勝を決めた。昨年、スペインのプロゴルファー、セバスチャン・ガルシア・グロウトがマークした13アンダーの世界最小記録に迫る、1日12アンダーのミラクルプレーとなった。

「攻めることだけに集中した」という石川遼

 誰も予想しなかった奇跡のようなラウンド。首位に6打差の18位からスタートした石川遼は、4連続バーディと3連続バーディ×2+2バーディという内容で、合計12バーディという猛攻での、大逆転優勝を見せつけた。開幕戦のまさかの予選落ちという心配を、払拭してあまりあるプレーとなった。

「技術的には昨日と変わりませんが、とにかく気持ちで消極的にならないように意識して、この最終日に臨みました。和合は自分の技術では、まだまだ通用しないと思っていましたが、それでも今日は、とにかく攻めることだけに集中しました」と石川は語っている。

「消極的なプレーを限りなくゼロにしたい」

 理論上の最小スコアとされる、全ホールバーディの18アンダーに、あと6打と迫るゴルフ。だが、そのプレーを生みだした本人は、まだ実感がわかない様子だ。

「今週は、凄く調子が良かったので、3日目を終えてのポジションはちょっと残念だったんです。でも、その思いを誰かが救ってくれたような気分ですね。ただ、どんなに良いスコアでも、自分の中の満足度とは、必ずしも比例しないことを感じました。いっしょに回っているプレーヤーと比較しても、自分はまだまだ子供だと思うし、未熟さを感じましたね。でも、これからは消極的なプレーを限りなくゼロにしたい。今日は、その気持ちが結果に出たゴルフだったと思います」と石川遼は語っている。

 他、8アンダー2位タイには藤田寛之とポール・シーハン。7アンダー単独4位にK・バーンズ。首位スタートの丸山茂樹は、5アンダー8位タイに終わった。

 
 
  • JGF

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