1打差の単独首位でスタートした上井邦浩は、この2日目、通算9アンダーに到達。2位に3打差と、さらにリードを広げて、単独首位をキープした。「初日から、ショットが良かったし、今日はラッキーもあってスコアを伸ばすことができました。和合に助けてもらった印象ですが、ずっとそうはいかないですよね」と上井は振り返る。そして、3打差の6アンダー2位タイには今野康晴、高山忠洋、藤田寛之が続く。

2日間で10バーディ1ボギーと絶好調の上井邦浩

　初日は5バーディノーボギー、2日目は5バーディ1ボギーという内容で、通算9アンダー単独首位をキープした上井邦浩。1番、2番、7番ホールでは、2日間連続でバーディを奪い、取るべきところで安定して稼ぐゴルフを見せた。

「初日の朝に寝違えた首の状態は、だいぶ良くなりましたね。今日はほとんどストレスを感じることなくプレーできました。2日間ともに、ショットが狙ったところに打てているし、それにパットとアプローチがついてきてくれています。地元で慣れ親しんだコースなので、無意識に体が覚えているところがあると思います」と上井は語る。

「体調ばっちり！行って来まーす」とTwitterで語った今野康晴

　4バーディ2ボギーという内容で、通算6アンダー2位タイに付けたのは今野康晴。自身のTwitterでは「体調ばっちり」と好調ぶりをうかがわせる発言通りのポジションにつけた。

「上がり2ホールでの連続ボギーは悔しかったけど、最後に風が吹いちゃって難しくなりました。今日はピンポジションが難しかったのですが、2日間連続でアンダーだったから、とても良い結果だと思いますね。特に、16番ホールは計算通りのプレーができたし、理想的なプレーができました」と今野は振り返る。

　他、5アンダー5位タイには丸山茂樹と松村道央。首位に3打差でスタートした石川遼は、2日目イーブンパーで足踏み状態となり、通算2アンダー14位タイ。