初日65、2日目68をマークした韓国の金庚泰（キム キョンテ）が、通算11アンダーに到達。2位に5打のリードを広げて単独首位に立った。「ショットはあまり良くなかったけど、ティーショットやアプローチがまあまあでした」と金は語る。そして、6アンダー2位タイには、谷原秀人、手嶋多一、アマチュアの浅地洋佑が続く。

「先週から良くなってきています」と金庚泰

　4バーディノーボギーという手堅いゴルフで、通算11アンダー単独首位に浮上した金庚泰。2日目ながら、2位に5打差で独走ムードだ。

「日本の開幕戦から、だんだんとゴルフが良くなっていますが、特に先週は、韓国の試合で、3日目に8アンダーで回って、そこから調子が上向きですね。ただ、今日は突然ショットの調子が悪くなりました。でもまだ調整できる範囲のミスなので・・・。日本でもどこでも、とにかく優勝したい」と金は語っている。

アマチュアの浅地洋佑が大健闘！

　6アンダー2位タイで一際注目を集めたのはアマチュアの浅地洋佑。来年、高校卒業を控える、期待のプレーヤーだ。2日目は、1番ホールからの3連続バーディを含む、5バーディ2ボギーという内容で、上位で予選通過を決めた。

「予選を突破したのは、嬉しかったですね。同時に、自分でも驚きました。後半は、1回くらいしかフェアウェーに行かなかったんですが、前半は、ドライバーもアイアンもパットも、自分の思い通りにプレーできました」と浅地は振り返る。

　他、5アンダー6位タイには宮本勝昌、小田孔明など3名。「4日間プレーしたいという気持ちがあって、今までで一番プレッシャーが大きかったかもしれません」という石川遼は、通算1オーバー48位タイで、辛くも予選を通過した。