兼本貴司は19位、山本和宏は11位からのスタートとなったが、ともに60台をマークするゴルフを見せて、通算8アンダー首位タイに並んだ。「バーディラッシュもあって、今日は良かったですね。少し引っかかるところもありますが、ショットは良い感じだし、グリーンも面白く感じています」と兼本は語る。そして、7アンダー3位タイには小田龍一など2名が続く。

「先週から引き続き調子がいい」という兼本貴司

　7バーディ1ボギーという素晴らしい内容で、19位スタートから、通算8アンダー首位タイに急浮上したのは兼本貴司だ。

「フェアウェーもグリーンも綺麗で、とても面白い。ラフに入れたら1ペナに近いけど、きちんとフェアウェーに置いていけば、ちゃんと見返りもあります。ただ、自分はゴルフが荒っぽいので、首位をキープするのは難しいですし、今日はちょっと入りすぎたと思っています」と兼本は語っている。

「フェアウェーに行けばチャンスだと感じた」という山本和宏

　6バーディ1ボギーという内容で、兼本と並んで、通算8アンダー首位タイに浮上したのは山本和宏。山本も11位スタートから大きく順位を上げた。

「今日はフェアウェーに行けば、チャンスだと感じましたね。ティーショットのトラブルもありましたが、それをパーで切り抜けられたことも大きかった。フェアウェーに行けばグリーンも止まる。我慢我慢という雰囲気なのですが、それでもスコアを伸ばすことができました」と山本は語る。

　他、6アンダー5位タイには原口鉄也と金亨成。5アンダー7位タイには、井上信、岩田寛など4名が並ぶ。