初日は悪天候のため、すべての組がホールアウトできず、この2日目に持ち越された。しかし、第2ラウンドを消化できないまま、午後6時30分に日没サスペンデッドが決定となった。10アンダー暫定単独首位には、第2ラウンドの最終ホールを残してサスペンデッドとなった、フィジーのディネッシュ・チャンド。2打差の8アンダー暫定2位タイには、2ラウンドを消化した平塚哲二、W・リャンの2名が続く。

「良い感じで自分のゴルフができています」というD・チャンド

　最終ホールの9番ホールを残して、4バーディノーボギーと好調のゴルフを見せたのはフィジーのD・チャンドだ。

「最近調子が上がっているし、とても良い感じで自分のゴルフができていますね。我慢するところは我慢して、良いチャンスをものにしています。でも、このコースはどうなるか分からないし、とにかく、この2日間でやってきたことを続けられればと考えています」とD・チャンドは語っている。

石川遼は第2ラウンドをスタートできず

　ディフェンディング・チャンピオンの石川遼は、第2ラウンドをスタートできず、1オーバー暫定37位タイ。1日で36ホールをこなさなければならない、厳しい3日目となる。

「仕方ないですね。でも今日、気持ちが入っていない状態で、2ラウンド目を途中までプレーするよりも、明日の朝から、気持ちを入れて、最初からスタートした方がいいと思っています。1日36ホール回るつもりで頑張ります」と石川は語る。

　他、7アンダー暫定単独4位に高山忠洋。6アンダー暫定単独5位には宮里聖志が続く。