大会2日目、通算7アンダーで単独首位に抜け出したのはH・リー。そして、5アンダー2位タイには、杉並学院時代の先輩・後輩どうしである、薗田峻輔と石川遼が並んだ。「薗田プロとは、ジュニアの頃もトップ争いをしたことがないし、思い描いていた夢が現実となって、とてもワクワクしています」と石川は語っている。

ダブルボギーの苦しいスタートとなった石川遼

　ディフェンディング・チャンピオンとして、単独首位でスタートした石川遼はこの2日目、1つスコアを伸ばすにとどまり、先輩の薗田峻輔と並んで、5アンダー2位タイ。出だしはダブルボギースタートで、その後もボギーが続いたが、後半にカムバックするという1日だった。

「出だしの3ホールがとても苦しかったですね。7番ホールでボギーを叩いた後、後半の11番ホールで、バーディを取れたことが大きかったと思います。そこで、上手い具合に気持ちを切り替えられました。明日は、先輩とのプレーになるかも知れないし、楽しみですね。今日よりも攻めて行けたらいいと思います」と石川は語る。

「ティーショットが安定して成長を感じます！」という薗田峻輔

　5バーディ2ボギーという内容で、後輩の石川遼と並んで、5アンダー2位タイにつけたのは薗田峻輔だ。

「アマチュアの時は、このコースで予選落ちをしているし、2日間アンダーパーで回れたことに、とても満足しています。ティーショットが安定していて、フェアウェーから打てる分、チャンスも多くなっていて、自分でも成長を感じています」と薗田は語る。

　他、「アメリカのコースに似て、長いパー4があったり、とても好きなコースです」というH・リーは、通算7アンダー単独首位。4アンダー4位タイには、貞方章男とK・アフィバーンラトが並ぶ。