I・J・ジャンとともに、通算9アンダーで首位タイフィニッシュしたブレンダン・ジョーンズは、プレーオフでI・J・ジャンを下して見事勝利を決め、ツアー通算10勝を達成。「すごく疲れましたが、とてもファンタスティックな1週間でした。1週間通じて、とても良いゴルフができてハッピーです」とジョーンズは振り返る。
「自分のゴルフがコンスタントにできた」というB・ジョーンズ
この最終日、ブレンダン・ジョーンズは9アンダー単独首位スタートから、1バーディ1ボギーという内容でパープレーを守り、通算9アンダーフィニッシュ。I・J・ジャンに並ばれてのフィニッシュとなったが、プレーオフ2ホール目でバーディを奪い決着をつけた。
「15番ホールでは、引っかけてしまうミスが出てしまいましたが、今季はそうした大きなミスは2回だけ。今日は全体的に、バーディチャンスにつけて、パーをとるという自分のゴルフがコンスタントにできたと思います。この大会は、過去に素晴らしい選手が優勝しているし、ここで勝ちたいと思っていました。そこに自分も仲間入りできましたね」とジョーンズは語る。
「良いプレーをすることで日本に貢献したい」
「大震災がありましたが、自分が日本に行って、良いプレーを見せることが、苦しんでいる人たちのサポートにつながればと考えていました。日本のツアーに参戦したのは2001年。この10年で、10勝することができました。参戦した頃は、ここまで勝てるとは思っていませんでしたが、大きな自信になりますね。これからも、自分のプレーを心がけて、勝利を目指したい」とジョーンズは語っている。
他、8アンダー3位タイには片山晋呉など3名。7アンダー単独6位に池田勇太。ディフェンディング・チャンピオンの石川遼は通算3アンダー12位タイ。「クラウンズを良い状態で迎えられるよう意気込んできましたが、やはり連覇は簡単なことではありませんね。でも、これまでと比べて、とても良いタイミングでボールを捉えているし、とても大きな収穫がありました」と石川は語る。