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トーナメントレポート

日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯

小野東洋ゴルフ倶楽部/兵庫県2011/05/12~05/15

ライブスコア

ペアリング ホールデータ ホールバイホール

REPORT
R1
R2
R3
FINAL
SCORE
R1
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FINAL

 
 

FINAL ROUND REPORT


プロ16年目の河井博大がビッグタイトルで悲願のツアー初勝利!!

 韓国ツアーの賞金王である裵相文(ベ・サンムン)との白熱した優勝争いを制し、プロ16年目の河井博大(ひろお)が日本プロの大舞台で、見事ツアー初勝利を決めた。「もう何も考えられないですね。ゴルフをやめないで本当に良かった。ただ勝つことだけを思ってきました」と河井は、優勝直後のインタビューで涙ながらに語った。

「勇気を持ってティーショットを打つことがテーマでした」という河井博大

 2008年、2009年の韓国ツアー賞金王である24歳の裵相文(ベ・サンムン)。そして、プロ16年目に訪れた初勝利のチャンスに挑む39歳の河井博大。この最終日は、この両名によるお互いに譲らない白熱した戦いが展開された。勝機が大きく河井に傾いたのは17番ホール。カラーからカップに沈めてバーディを奪い単独首位に抜けだし、最後まで落ち着いたプレーで勝利を決めた。日本最古のメジャーであるこの大舞台で、悲願の初優勝を飾った。

「最終日からではなく、初日から勇気を持ってティーショットを打つことがテーマでした。今週はそれができたと思います。今日のプレーで、一番大きかったのは、15番ホールですね。長いパー4で6mくらいの長いパーパットが決まったことが大きかった」と河井は振り返る。

「これからもっと強くなって一流プロになりたい」

 1996年にツアープロとなった河井博大は、2000年に初シードを決めるも翌年にシード落ち。2006年には再びシードを奪回したが、1年でシードを手放すなど、安定したシード権のキープに苦しんだ。瀬戸内高校では田中秀道の1年後輩として、プロ入り後より、田中のもとで練習を重ねてきた。

「秀道さんには、本当に感謝しています。先輩の言うことに従って、ずっとゴルフをやってきたので、これでやっと恩返しすることができました。今日はスタート前に『お前は絶対に勝てないんだからな』と言われたけど、それも思いやりだったんだと感じでいます。初勝利が日本プロで正直、こんな僕でいいのかなという感じですね。でも、これからもっと強くなって、一流のプロになりたい。5年シード獲得で、QTが5年間免除になるのも嬉しいですね」と河井は語っている。

 他、7アンダー単独2位には韓国の裵相文(ベ・サンムン)。4アンダー3位タイには松村道央と韓国のキム・キョンテ。石川遼は通算2オーバー12位タイという結果に終わった。


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