混戦模様を呈してきた大会2日目。首位スタートだったJ・チョイと並んで、松村道央と河井博大が通算4アンダー首位タイに並んだ。「前半はトラブルが多くて、いつもだと慌ててしまうところですが、今日は落ち着いてプレーできました」と松村は振り返る。通算3アンダー4位タイには藤田寛之、武藤俊憲など4名が並ぶ。

「思い通りにイーブンで回れた」という松村道央

　71のイーブンパーで2日目をフィニッシュし、通算4アンダーで首位タイに浮上した松村道央。「今日は風があったので、イーブンで上がれればいいな、と思っていたらその通りになりました。5番ホールはボギーでしたがナイスボギー。セカンドショットでボールの後ろに大きな松ぼっくりがあって、取り除くとボールが動きそうだったので、そのまま打ちました」と松村は振り返る。

「明日は同伴競技者次第」という藤田寛之

　2日目は1オーバーで上がり、通算3アンダー4位タイにつけたのは、今年初めてマスターズを経験した藤田寛之。

「グリーンが速くなってきている中で、パーを拾ってしのぎました。グリーンが速くなると、距離感が難しくなるし、バンカーに入る確率も増えてきます。やはり、ここはバンカーに入れてしまうと難しいですからね。明日は、同伴競技者が思いきっていけば、自分も気持ち良く行こう！となるのですが、ビビッているとそれに影響されそうな自分がいますね・・・」と藤田は語っている。

　他、2アンダー8位タイには谷口徹、小田孔明、キム・キョンテなど8名。「予選カットがちらついてしまいましたが、途中から藤田さんを目標にプレーしました。アンダーの世界には入れませんでしたけど、イーブンパーで終えられて良かった」という石川遼は、通算イーブンの26位タイ。