7アンダー13位スタートのベ・サンムンが、8つスコアを伸ばす猛攻を見せた最終日。先に、通算15アンダー単独首位でフィニッシュしたが、河野晃一郎が最終ホールのイーグルで追いつきプレーオフに突入!6ホールにおよぶプレーオフの末に、河野がツアー初勝利を決めた。
笑顔を絶やさないプレーで初勝利!!
先に、通算15アンダー単独首位でホールアウトしていた、韓国のベ・サンムン。目下、賞金王レースをダントツでリードするベ・サンムンにとっても、まったく予想外の結果となった。
その伏兵は、河野晃一郎。2打差で迎えた最終ホールで、見事イーグルを奪って、首位タイに並んだ。プレーオフでは6ホール目まで続く死闘となったが、笑顔を絶やさずプレーには集中して、誰もが驚嘆するほどの粘り強いプレーを見せ、6ホール目で勝利を奪った。
「遼くんを少しでも後押しできれば」
2008年のこの大会で、史上最年少記録でプロとしての初勝利を決めた石川遼。しかし、この大会では、11アンダー10位タイと猛チャージを見せられず。「今、賞金ランキング首位を走る韓国のベ・サンムンを抜いて、賞金王になれる可能性がある日本の選手は、やはり遼しかいません。僕の優勝で、遼くんを後押しできればと思っています」と河野は語っている。
他、通算14アンダー3位タイには藤田寛之、小田孔明。13アンダー5位タイには矢野東、J・B・パクという結果に終わった。また、6アンダーフィニッシュした小西健太がベストアマチュアに輝いた。
【ツアーお楽しみトピックス】 |
ベストアマ:小西健太&優勝:河野晃一郎
(c)GolfPark 2011 |