5アンダー11位スタートの野仲茂は、なんと8つスコアを伸ばす猛攻を見せて、一気に単独首位に浮上!2位に3打差をつけてトップを快走する。「特に、何かを変えたわけではなく、いつもどおりにプレーをしているつもりなんです。初日48位のスコアがいつもの自分なんですけどね」と野仲は語る。そして、通算10アンダー2位タイにJ ・B・パクと河野晃一郎、松村道央の3名。9アンダー5位タイに石川遼が続く!
初日48位から3日目単独首位に急浮上した野仲茂
初日の1オーバー48位から、2日目には6バーディノーボギー、この3日目は8バーディノーボギーと、猛烈に調子を上げてきた野仲茂。通算13アンダーで単独首位に浮上し、昨年のプロ19年目の初勝利以来、ツアー2勝目のビッグチャンスを迎えた。
「ここはグリーンが速くて今週はダメだと思っていました。でも、普段からパットは打ち切れていないし、今日下りパットばかり決まったのは、そのせいかも知れませんね。明日は、トップに立ったとは考えずに、いつもどおりのマイペースでゴルフをするだけです」と野仲は語っている。
「出遅れた分を取り戻せた」という石川遼
7バーディ2ボギーという内容で、通算9アンダー5位タイにつけたのは石川遼。野仲が大きく抜け出してはいるが、優勝を十分に狙えるポジションにつけている。
「今週は、初日、2日目と出遅れましたが、この3日目でその分を取り戻すことができましたね。特に、15番ホールから最終ホールまでの4ホールで、2つか3つは伸ばせるという自信があって、15番ホールに来れば挽回できる気にさせてくれます。だから、最終日も14番ホールを終えた時点で、トップと3打4打差なら、まだチャンスはあると思っています」と石川遼は自信をうかがわせている。
他、石川と並ぶ9アンダー5位タイには小田孔明、藤田寛之、高山忠洋。8アンダー9位タイには手嶋多一、富田雅哉など4名が並ぶ。
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