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トーナメントレポート

三井住友VISA太平洋マスターズ

太平洋クラブ御殿場コース/静岡県2011/11/10~11/13

ライブスコア

ペアリング ホールデータ ホールバイホール ライブバトル

REPORT
R1
R2
FINAL
SCORE
R1
R2
FINAL

 
 

FINAL ROUND REPORT


アマチュアの松山英樹がイーグルフィニッシュで優勝!!

 首位に2打差でスタートしたアマチュアの松山英樹が、通算13アンダーで見事、ツアー初勝利を決めた。最終ホール・パー5では、セカンドショットを約1mにつけるスーパーショットを披露し、イーグルフィニッシュ。今季、マスターズで日本人初のベストアマに輝いた実力を、日本の大舞台で強烈にアピールした。

「ベストアマを目指していましたが、勝っちゃいました」という松山英樹

 今季のマスターズ覇者であるシャール・シュワーツェルを寄せ付けず、石川遼の大会2連覇をも阻んだのは東北福祉大学2年生の松山英樹。首位で迎えた最終ホールでは、2打差を追う谷口徹がイーグルチャンスにつける見事なショットを見せたが、松山はその内側につけるスーパーショットを放ち、余裕のイーグルフィニッシュ。2位に2打差の通算13アンダーに到達し、ツアー史上3番目となる19歳8ヶ月の若さで、アマチュア優勝を決めた。この最終日は、2イーグル4バーディ4ボギーという内容だった。

「ベストアマを目指していましたが、勝っちゃいました(笑)。優勝するとは思っていなかったので、すごく嬉しいです。最終ホールのティーショットとセカンドショットは会心のショットでしたね。先に谷口さんがピンにつけて、すごいなぁと思いましたけど、イーグルにされたら追いつかれるとか考えなかったし、ただただ自然に狙っていきました」と松山は振り返る。

「プロ転向は卒業してからにしたい」

 今季は、マスターズでローアマチュアに輝き、アジア・アマチュア選手権では2連覇を飾り、すでに来年のマスターズの出場も決めている松山。そして、この快挙。しかし、在学中はプロ転向はしないという意思は揺らがないようだ。

「この大会に出場できて、このような成績を収めることが出来たのも、アマチュアとして大学でプレーしているお陰だと思っているし、プロ転向は、大学をちゃんと卒業してからだと考えています。これからの目標は、まずは予選通過ですかね(笑)優勝した後で、予選落ちは格好悪いし、少しでも上位に食い込みたい。これで終わりなら、マスターズやメジャーでの優勝なんてできないと思うので、自分にとっては一つの通過点だと考えています」と松山は語っている。

 他、11アンダー単独2位には谷口徹。「松山くんは、ドライバーは飛んで曲がらないし、パットもうまい。最初から、アマチュアを相手にしているとは思っていなかったし、スケールも大きい。最後には、引導を渡されてしまいましたね」と谷口は語る。10アンダー3位タイには、今季のマスターズ・チャンピオンのシャール・シュワーツェル、小田孔明、ベ・サンムン、鈴木亨など5名。

 17番ホールで、本大会で27年ぶりとなるホールインワンを決めた石川遼は、9アンダー8位タイ。「初日に出遅れたのがもったいなかったと思いますが、3番ホールで初めて2オンできたし、取り組んできたことが間違っていなかったと確信できました。ようやくタイミングよく振れるようになってきて、プレジデンツカップに向けて、準備ができた感じです」と石川は語っている。

 
 
  • JGF

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