この2日目、7つスコアを伸ばす猛攻を見せたのは韓国のキム・キョンテ。通算12アンダーで単独首位に浮上して、2位に3打差をつけて首位を快走する。「今年は米ツアーのQスクールに挑戦するので、日本のツアーはまたいつ出場できるかわかりません。だから、最後は良い形で終わりたいと思っています」とキム・キョンテは語る。そして、9アンダー単独2位には宮本勝昌が続く。

7バーディノーボギーの猛攻を見せたキム・キョンテ

　2010年シーズンは、賞金王に輝く大活躍を見せた韓国のキム・キョンテ。この2日目は、7バーディノーボギーという猛攻を見せて、通算12アンダー単独首位に浮上した。

「日本ツアーは大好きな場所だし、思い出もたくさんあります。日本を離れるのはとてもさびしいですが、米ツアーに参戦する夢があるし、今季はQスクールの2次予選に参戦するので、これで日本最終戦です。でも、あまり調子が良くないので、もし僕がこの後のイベントに参戦していたら、Qスクールに落ちたと思ってください（笑）」とキム・キョンテは語る。

6つスコアを伸ばした石川遼

　7バーディ1ボギーという内容で、7アンダー3位タイに浮上したのは石川遼。「ここはグリーンが速いし、打ったボールの結果が敏感に現れます。ああ、打っちゃったなという感じが、そのまま結果として出てきますね。キム選手は、2、3年前までは、この選手にはかなわないという印象がありました。でも、今の自分なら真っ向勝負できると思っています」と石川は語っている。

　他、8アンダー3位タイには石川の他、武藤俊憲、I・J・ジャンの3名。7アンダー6位タイには、横尾要、山下和宏など5名が並ぶ。