ビッグスコアが続出する本大会で、6バーディノーボギーという完璧な内容で、プラヤド・マークセンが通算10アンダー単独首位に浮上した。「今日はバーディが決まったらラッキーという感じでプレーしていましたが、すべて良かったですね」と語る。そして、2打差の8アンダー単独2位には宮里聖志。7アンダー3位タイには、首位スタートだった谷口徹など3名が並ぶ。
「明日は体力勝負!」というマークセン
前半後半ともに、3バーディノーボギーの6バーディノーボギーで、P・マークセンが通算10アンダー単独首位に立った。
「ドライバーはフェアウェーキープ。セカンドショットはグリーンを捉えること。そして、2パットをキープし、もしバーディが入ればラッキーだと考えて、手堅くプレーしました。明日は36ホールの体力勝負ですが、勝負は最初の18ホールだと思います。今日と同じようにプレーできればいいですね」とマークセン。
9バーディ3ボギーで宮里聖志が2位へ
9つのバーディを量産する9バーディ3ボギーで、38位スタートから単独2位に浮上したのが宮里聖志だ。出入りの激しい内容ながら、一気に優勝争いに食い込んできた。「ショットは初日と変わらないけど、パットが入ってくれた分スコアが良くなりました。今週は失敗があっても、切り替えがうまくできています。リズムにうまく乗っている感じですね」とのこと。
他、「今日は結構寒くて、ショットの調子が悪かった。でも、バーディは取れていますから」という谷口徹は、4バーディ5ボギーで通算7アンダー3位タイ。同順位に原口鉄也など2名。6アンダー6位タイには藤田寛之、高山忠洋など4名。5アンダー10位タイにジャンボ尾崎、佐藤信人、近藤智弘など6名が続く。初日が強風でノーゲームとなったことで、最終日は36ホールが予定されている。体力と気力の消耗戦を制するのは誰か。