ツアー史上最長のコースとなるサンクロレラ・クラシック2日目。初日がサスペンデッドとなり、2ラウンドまでを消化する予定で行われた2日目だったが、日没サスペンデッドとなった。6アンダー暫定単独首位には鈴木亨、4アンダー暫定2位タイには、67をマークした尾崎健夫など、ベテラン勢の活躍が目立っている。

「長いコースでこのスコアは嬉しい！」という鈴木亨

　3連続バーデを含む5バーディ1ボギーという内容で、暫定単独トップにつけているのは鈴木亨。ツアー史上最長となる全長7535ヤードの小樽カントリークラブで、初日から好調を持続する。

「この長いコースで、このスコアを出せると自信になりますね。セカンドショットでミドルアイアンが必要になるし、これだけ距離があると、ちゃんとしたゴルフができないとね。明日は、天気がポイントになりますね。やはり台風には勝てないですから」と鈴木は語る。

「ビックリするほど長い」と尾崎健夫

　9番ホールから14番ホールまでバーディを奪うなど、7バーディ2ボギーという内容で、4アンダー暫定2位タイに浮上したのが尾崎健夫だ。「昨日までのプレーでは、予選落ちになりそうな流れでした。でも、1ラウンドの残りを3アンダーで回れたので、攻める体勢になった。ここはビックリするほど長い。ドライバーをフルショットしてもミドルアイアンの距離にもいかない。それでも、今日は3番アイアンが絶好調で、良い流れに繋がったよ」と尾崎は振り返る。

　他、尾崎と同順位の4アンダー暫定2位タイに細川和彦。3アンダー暫定4位タイには谷口徹、白佳和の2名が並ぶ。