初日、3アンダーで4名が並んだが、この2日目は通算8アンダーで、首位タイスタートのI・J・ジャンが単独首位に浮上した。「今日は完璧でした。そろそろ勝ちたいですね！」と語っている。そして、7アンダー単独2位には手嶋多一。6アンダー単独3位には谷口徹が続く！

5バーディノーボギーの完璧なラウンド

　前半4バーディ、後半1バーディの5バーディノーボギーという完璧な内容で、通算8アンダー単独首位に躍り出たのはI・J・ジャン。「前半は良かったのですが、後半は我慢でした。アウトコースは難しいですからね（インスタート）。今日は完璧だったし、そろそろ勝ちたいと思っているのですが、優勝を意識するとダメなんです。とにかく、自分のプレーだけを考えて、優勝はその結果の副賞というつもりで臨みます」と語っている。

良きライバル谷口とのラウンドで好調だった手嶋

　6バーディ2ボギーという内容で、通算7アンダー単独2位につけたのが手嶋多一。今日は良きライバルとなる谷口徹とのラウンドだった。

「谷口選手とはよく話すし、お互いに気楽にプレーできますね。それでも、谷口選手は僕に絶対負けないと気合いを入れて戦ってきますので、最後に凄く長いのを決めてきました（笑い）。3日目もいっしょですが、今日みたいに楽しくプレーできれば良いですね。でも、最終日にはお互いに黙り込んだりしてね（笑い）」と手嶋は語っている。

　一方、4バーディ1ボギーという内容で、通算6アンダー単独3位につけたのが谷口徹。「悪いショットもあったし、ショットがあまり良くなかったですね。今日も初日と同様で、微妙に風のジャッジが難しかったし、グリーンが固いのでビッグスコアの出る感じではありませんでした。今のところ大きなピンチもなく、余計なことを考えずにプレーしていますが、とりあえず、手嶋選手には絶対に負けません」と語っている。

　他、5アンダー4位タイには久保谷健一、藤島豊和の2名。4アンダー6位タイに宮里優作、今田竜二など3名が並ぶ。