先週は、プレーオフに進出し優勝の大チャンスを得たものの、惜しくも敗れた上田桃子。しかし、翌週もまだまだチャンスがあるとコメントし、その期待に応えるような、初日4アンダーの首位タイとなった。「耐える場面もありましたが、今週はパッティングが良いですね。とてもタッチが合っています」と語っている。同順位には、飯島茜とアルバトロスを出した韓国の李知姫（イ・チヒ）が並ぶ。

4バーディノーボギーの完璧な内容で上田桃子が首位タイ！

　先週は、3名のプレーオフに残ったが、3打目を池に入れて勝機を逸した上田桃子。しかし、現在賞金レースをリードし、初の賞金女王を奪取すべく、今週も気合の入ったラウンドを見せた。

「惜しいパットが3回くらいありましたが、全体的にパッティングが良いですね。グリーンを外すこともないし、良いスコアに繋がりました。ゴルフの調子が悪いときには、タッチが合っていないことが多いのですが、今週はパットのタッチがとても合っていますね」と上田桃子は語っている。

7番ホールでアルバトロスを達成した李知姫

　7番ホール・パー5で、2打目を直接カップインして、なんとアルバトロスを達成したのが、韓国の李知姫だ。「アルバトロスは練習ラウンドも含めて、生涯初めての経験でした。5番ウッドでフェードで打ったら、同組の肥後さんから『入ったんじゃない？』といわれて、行ってみたらギャラリーの拍手を受けたんです。今シーズンも残りわずかですが、優勝できるように頑張りたい」と語っている。

　他、3アンダー4位タイには、肥後かおり、馬場ゆかりなど4名。2アンダー8位タイに、上原彩子など7名が並んでいる。