通算7アンダーの首位タイに、先週に引き続いて優勝のチャンスを迎えている上田桃子と韓国の李知姫が並んだ。「最終日は勝ちに行きたい!」と上田は気合を見せている。そして、4連続バーディを披露するなど、29位スタートから猛追を見せて、横峯さくらが6アンダー3位タイで追う!
4番ホールから4連続バーディが光った横峯さくら
4番ホールからの4連続バーディを含む、7バーディ1ボギーという内容で、29位スタートから一気に6アンダー3位タイにつけた横峯さくら。首位に1打差と詰め寄り、大きく勝機を引き寄せた2日目となった。
「ドライバーが左に行く状況もありましたが、良いライにあったし、昨日はラフからの練習をして、あるヒントを得たことも良かったですね。父親からのアドバイスで、ボールだけをクリーンに打つようにしたんです。これまでもそうしていましたが、そのことを忘れていたんです。このアドバイスはすごく大きかったですね」と横峯は語っている。最終日、上田桃子との直接対決で、大会を盛り上げてくれそうだ。
先週の雪辱を晴らすチャンスを迎えた上田桃子
先週は、最終ホールのバーディでプレーオフに残ったものの、プレーオフ1ホール目で3打目を池に入れて、勝機を逸したのが上田桃子。今週は、その雪辱を晴らすべく、通算7アンダー首位タイで、勝利のチャンスを迎えている。
「今日は、ティーショット、セカンドショットともに飛んでいて、バーディを取ることができて良かったですね。特に、前半は2つのロングホールでバーディを取れて良かった。でも、まずはノーボギーが目標でしたが、16番ホールでボギーを叩いたことが悔しかったですね。明日は、相手は意識しませんが、自分がスコアを伸ばして勝ちに行きたい」と上田は語っている。
他、上田と同じく首位タイには韓国の李知姫。横峯さくらと同順位の6アンダー3位タイには、韓国の丁允珠が並んでいる。